この記事で分かること
- JavaScriptのタイマーがズレる理由
setIntervalで遅延が起きる仕組み- 正確なタイマーを作る方法(再帰
setTimeout) - 実際のコード例でズレを確認する
- ズレを防ぐための実践的なテクニック
JavaScriptのタイマーは便利ですが、実は指定した時間どおりに動かないことがあります。
特に setInterval() を使った繰り返し処理では、処理が重くなると少しずつ遅れが蓄積し、最終的に大きなズレが発生することもあります。
この記事では、タイマーがズレる原因と、正確なタイマーを作るための方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
なぜJavaScriptのタイマーはズレるのか?
JavaScriptはシングルスレッドで動作しており、1つの処理が終わるまで次の処理に進めません。
そのため、タイマーの実行タイミングになっても、他の処理が実行中だとタイマーが遅れてしまいます。
この仕組みは「イベントループ」と呼ばれ、タイマーのズレの原因になります。
例:setInterval がズレるケース
setInterval(() => {
const start = Date.now();
while (Date.now() - start < 500) {
// 500msの重い処理
}
console.log("実行:", new Date().toLocaleTimeString());
}, 1000);
1秒ごとに実行したいのに、実際には1.5秒ごとのようにズレていきます。
setInterval のズレを防ぐ方法
ズレを防ぐためには、setTimeout を再帰的に呼び出す方法が有効です。
この方法では、処理が終わってから次のタイマーをセットするため、ズレが蓄積しにくくなります。
正確なタイマーの作り方(再帰setTimeout)
function loop() {
const start = Date.now();
console.log("実行:", new Date().toLocaleTimeString());
setTimeout(() => {
loop();
}, 1000 - (Date.now() - start));
}
loop();
処理にかかった時間を引いて次の実行タイミングを調整するため、ズレが最小限に抑えられます。
実例:正確なカウントダウンタイマー
let remaining = 10;
function countdown() {
const start = Date.now();
console.log(remaining);
remaining--;
if (remaining < 0) return;
setTimeout(() => {
countdown();
}, 1000 - (Date.now() - start));
}
countdown();
setInterval よりも正確に1秒ごとにカウントダウンできます。
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タイマーのズレに関するよくある質問(FAQ)
setInterval はなぜズレるのですか?
JavaScriptがシングルスレッドで動作しているため、処理が重なるとタイマーが遅れてしまうためです。
setTimeout はズレませんか?
完全にズレないわけではありませんが、再帰的に呼び出すことでズレを最小限にできます。
正確なカウントダウンを作るにはどうすればいいですか?
setTimeout を使い、処理時間を引いて次の実行タイミングを調整する方法が有効です。
setInterval を使ってもズレを抑える方法はありますか?
処理を軽くする、Web Workerを使うなどの方法がありますが、根本的には setTimeout の方が安定します。
まとめ
- JavaScriptのタイマーは処理の重さによってズレることがある
setIntervalはズレが蓄積しやすい- 正確なタイマーには再帰
setTimeoutが有効 - カウントダウンなどは
setTimeout方式が安定