AWS S3の料金をわかりやすく解説【初心者向け】
AWS S3はとても便利なストレージサービスですが、初心者が必ず気になるのが「料金ってどうなるの?」という点です。
実はS3の料金は、次の3つで決まります。
- ① 保存量(GB)
- ② 取り出し回数(リクエスト数)
- ③ データ転送量(外部への通信)
この記事では、実際の操作を例にしながら、初心者でも理解できるようにS3の料金を解説します。
S3の料金は「使った分だけ」
S3は従量課金制で、使った分だけ料金が発生します。
まずは、料金の3つの要素を簡単に整理しましょう。
① 保存量(GB)
アップロードしたファイルの合計サイズで決まります。
例:
- 画像 1MB × 100枚 → 約100MB
- HTMLファイル → 数KBなのでほぼ無料
② 取り出し回数(リクエスト数)
ファイルを表示したり、ダウンロードしたりするとカウントされます。
例:
- Webサイトの画像が1回表示される → 1リクエスト
- HTMLが読み込まれる → 1リクエスト
③ データ転送量(外部への通信)
インターネットに向けてデータを送ると料金が発生します。
例:
- 画像をWebサイトで表示 → 転送量が発生
- 静的サイトのHTMLを表示 → 転送量が発生
この3つを理解すれば、S3の料金は怖くありません。
実際の操作で料金をイメージしてみよう
ここでは、実際にS3を使ったときに「どれくらい料金がかかるのか」を具体的に見ていきます。
● 例1:画像をアップロードする場合
前回の記事でアップロードした画像を例にします。
- 画像サイズ:1MB
- アップロード:無料
- 保存量:1MB → 月額 約0.003円
ほぼ無料です。
● 例2:静的サイトを公開する場合
HTMLファイルは数KBなので、保存量はほぼゼロ。
料金が発生するのは次の2つです。
- HTMLの読み込み(リクエスト)
- 画像の表示(転送量)
例:
- 1日100PV
- 画像1枚(1MB)
→ 月間転送量:1MB × 100PV × 30日 = 3,000MB(約3GB)
3GBなら無料枠内に収まることが多いです。
● 例3:バケットポリシーを設定して公開した場合
バケットポリシー自体には料金はかかりません。
料金が発生するのは、公開したファイルが閲覧されたときの「リクエスト」と「転送量」です。
無料枠(Free Tier)について
AWSには無料枠があり、S3も対象です。
- 5GB の保存
- 20,000回のGETリクエスト
- 2,000回のPUTリクエスト
- 毎月 1GB のデータ転送
初心者が学習目的で使う分には、ほぼ無料で収まります。
コストを抑えるポイント
- 画像サイズを小さくする
- 不要なファイルは削除する
- アクセスが多い場合はCloudFrontを使う
CloudFrontを使うと、S3の転送量が減り、料金が安くなることがあります。
AWS初心者におすすめの学習書籍(まずは全体像を理解)
図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術
AWSの全体像をつかみたい初心者に最適な入門書です。
EC2 / S3 / VPC など主要サービスの仕組みを図解で理解できます。
この本で解決できること:
- AWSの全体像を短時間で理解できる
- 主要サービスの役割が視覚的にわかる
- 「AWSって何?」という疑問がスッキリ解消する
→ 図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術
AWSではじめるインフラ構築入門
手を動かしながらAWSを理解したい方に最適です。
EC2 や S3 を使ったインフラ構築の流れを丁寧に解説しています。
この本で解決できること:
- AWSの基本操作を実際に触りながら理解できる
- インフラ構築の流れが具体的にイメージできる
- 「AWSを触ってみたい」が実現できる
AWSを動画で学びたい方へ(目的別に紹介)
テキストだけではイメージしづらいAWSの概念も、動画なら図解と実演で理解しやすくなります。
初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説してくれるため、挫折しにくいのも大きなメリットです。
AWS for Beginners(日本語)
AWSの主要サービスを広く浅く学べる、完全初心者向けの入門講座です。
「AWSとは何か?」を最初に理解したい方に最適です。
この講座で解決できること:
- AWSの全体像をやさしく理解できる
- 主要サービス(EC2 / S3 / IAM)の概要がつかめる
- クラウドの仕組みを図解で理解できる
AWS & インフラ基礎講座
サーバー・ネットワークなどのインフラ基礎から学べるため、
「クラウドの仕組みを根本から理解したい」方に向いています。
この講座で解決できること:
- インフラの基礎(サーバー・ネットワーク)が理解できる
- AWSの主要サービスを体系的に学べる
- クラウドの仕組みを深く理解できる
体系的に学びたい方へ(スクールという選択肢)
独学の限界を感じやすいポイント
- サービス数が多く、何から学べばいいか分からない
- エラーや設定ミスの原因が分からず、調べても解決できない
- 学習の順番に自信が持てない(EC2?VPC?IAM?)
- 実務レベルの設計や構築のフィードバックを受ける機会がない
AWSはサービスが多く、独学では「どこが分からないのか分からない」状態になりやすいです。
こういった悩みが増えてきたら、「質問できる環境」や「学習ロードマップを一緒に考えてくれる人」がいるだけで、学習効率は大きく変わります。
無料相談で得られるメリット
- あなたの現在のレベルに合わせた学習ロードマップを作成してくれる
- 独学で詰まりやすいポイントを事前に教えてくれる
- 学習方法の改善点をプロがアドバイスしてくれる
- AWSを使ったキャリア相談も可能(インフラ・クラウドエンジニアなど)
AWS を独学で学んでいると、「もっと効率よく理解したい」「プロに質問しながら進めたい」と感じる方も多いです。
そのような方には、未経験からエンジニアを目指せる DMM WEBCAMP の学習コースも選択肢のひとつです。
無料相談では、学習ロードマップの作成やキャリア相談など、独学では得られないサポートを受けられます。
AWSの基礎を理解したあとは、次のステップとして AWS資格 の学習に進む方も多いです。
AWS資格(CLF)を目指す方へ(基礎固めに最適)
CLFが向いている人
- AWSの全体像を理解したい初心者
- まずは基礎をしっかり固めたい
- 資格という「目標」があった方が学習が続くタイプ
- 転職・キャリアアップのために実績がほしい
CLFを取るメリット
- AWSの基礎知識を体系的に理解できる
- クラウドの概念が整理され、学習効率が上がる
- 未経験でも「AWSを理解している証明」になる
- 次のSAAに進むための土台ができる
この資格で解決できること
- 「AWSって何?」という状態から抜け出せる
- 主要サービス(S3 / EC2 / IAM)の理解が深まる
- 業務でAWSを触る前の基礎固めができる
- 学習の方向性が明確になり、迷わなくなる
スマホでも学習できるオンライン問題集があり、スキマ時間で効率よく理解を深められます。
AWS資格(SAA)を目指す方へ(実践力をつけたい方向け)
SAAが向いている人
- AWSを仕事で使いたい・現場で活かしたい
- インフラ・クラウドエンジニアを目指している
- 設計・可用性・セキュリティなど実践的な知識を身につけたい
- CLFの次のステップに進みたい
SAAを取るメリット
- 現場レベルのAWS設計力が身につく
- 求人で「SAA歓迎」が多く、転職で有利になる
- クラウドアーキテクトとしての基礎が固まる
- 実務で必要なサービス(VPC / RDS / ALB / AutoScaling)が理解できる
この資格で解決できること
- 「AWSの設計が分からない」という悩みを解消できる
- インフラ構築の全体像が理解できる
- 実務で通用するレベルの知識が身につく
- クラウドエンジニアとしての自信がつく
SAAはアウトプット学習が特に重要で、問題集で繰り返し演習することで合格に近づけます。
まとめ
今回は、S3の料金について初心者向けに解説しました。
- S3の料金は「保存量」「取り出し回数」「転送量」で決まる
- 画像やHTMLの公開はほぼ無料で収まる
- 無料枠を使えば学習目的ならほぼ0円
- アクセスが増えたらCloudFrontで最適化できる
次は、S3とCloudFrontを組み合わせて高速配信する方法も学ぶと、より実践的なサイト運用ができるようになります。