Excel初心者向けの入門講座!
例えば、テストの結果をエクセル(Excel)で管理していて、入力した点数によって『合格』か『不合格』かを表示させたい。
というように、エクセル(Excel)の表で何を管理しているかによっては、入力したデータによって判定した結果を表示させたい、という場面もあるかと思います。入力したデータを一つ一つ確認しながら結果を入力していったり、入力したデータを変更するたびに、変更した値でもう一度確認し直して、結果を入力し直したり、とちょっと面倒ですよね?。
関数を使えば、自動で判定して結果を入力させる事ができます。また、入力した数字を変更しても変更した数字での再判定も自動でやってくれます。
今回は、そんな関数の使い方について解説します。
ちなみに、『関数ってそもそも何者?』と疑問のある方は、以前関数の基本的な概要について記事にしてありますので、そちらを読んでいただければと思います。
記事:Excel初心者向けの入門講座!そもそも関数って何者?
今回も私が実際に使っているエクセル(Excel)の画面を見ていただきながら解説していきます。私が使っているのはExcel2010で、他のバージョンとは画面上の表示が若干異なる部分もありますが、扱いは同じですので、安心してください。
関数を使った判定のやり方
判定に使う関数はいくつかあるのですが、まずは基本のIF関数について解説します。
まずIF関数ですが、
『=IF(条件式,値1,値2)』
の形で入力します。これは、
『真の場合(※1)は値1を表示し、偽の場合(※2)は値2を表示します』
という事を意味しています。
真の場合とは、『条件式を満たしています』という場合の事を指します。
偽の場合とは、『条件式を満たしていません』という場合の事を指します。
上記の基本の書き方を一度頭に入れていただけましたら、実例を用いて解説していきます。今回は、
『国語の点数をエクセル(Excel)で管理していて、国語の点数が60点以上なら『合格』、そうでないなら『不合格』を『判定』の列に表示させたい』
という場合の手順で解説していきます。
1.判定を表示させたい列を選択状態にします。
2.Shiftキーを押しながらF3キーを押します。
3.表示される画面の『関数の分類』から『論理』グループを選択します。
4.一覧から『IF』を選択し、『OK』をクリックします。
5.表示される画面の『論理式』欄を入力状態にします。
6.そのまま判定にしようするセル(画像だと国語の点数が入力されている『C3』セル)をクリックします。すると、論理式のところに『C3』と自動で入力されます。
7.条件は、『60点以上かどうか』なので、『C3>=60』となるように入力します。
8.値1には、真の場合に表示する値なので、『合格』と入力します。
9.値2には、偽の場合に表示する値なので、『不合格』と入力します。
10.『OK』をクリックすると、判定結果が表示されていると思います。
さて、1つ目の判定は出来ましたが、まだ残り3つありますね。
上記1.~上記10.の処理を繰り返し行ってもいいのですが、ここでは楽な方法で残りの行も判定されるようにしていきましょう。
オートフィル機能はご存じですか?ご存じでないようでしたら、以前の記事でオートフィルについて解説してあるので、そちらを読んでみてください。
記事:Excel初心者向けの入門講座!入力を補助してくれるオートフィルとは?
このオートフィルの機能を使えば、楽に残りの判定も設定できるので、やってみましょう。オートフィルのやり方や用語が分からない場合は、以前の記事で解説してあるので、そちらを読みながら確認してみてください。
11.先程IF関数で判定結果を表示させたセルを選択状態にします。
12.フィルハンドルにマウスポインタを合わせて、下方向へドラッグします。
13.残りの列にも判定結果を表示させることができました。
オートフィルを使った場合でも、条件式に使っているセルの番地を自動でずらしてくれています。試しに『D5』セルをクリックして、条件を見てみましょう。

正しい条件式になっているのが確認できました。
最後に
いかがでしょう?今までに解説してきた内容の中では、難易度も少し上がりますし、ちょっと手順が多いです。しかし、これが覚えられればエクセル(Excel)の基本はほぼほぼ覚えられたと言っても過言ではないと、私は思っています。
記事を読んで、実際に動かして、を繰り返して習得してもらえればと思います。