この記事で分かること
document.cookieの役割と仕組み- クッキーの読み書き方法(
key=value形式) - 有効期限(
expires)の設定方法 - クッキーの削除方法
- 利用時の注意点と制限
document.cookie は、ブラウザに保存される「クッキー(Cookie)」を参照・設定するためのプロパティです。
ユーザー情報の保存、ログイン状態の維持、アクセス解析など、さまざまな用途で利用されます。
document.cookie とは?
document.cookie は、クッキーの文字列を読み書きするためのプロパティです。
document.cookie = "key=value; expires=...; path=/";
クッキーは次のような形式で保存されます:
キーワード1=値1; キーワード2=値2; ...
そのため、書き込むときは = や ; を使って正しい形式で指定し、
読み込むときはそれらを分割して値を取り出す必要があります。
クッキーの書き込み
クッキーは次のように書き込みます:
document.cookie = "name=ank; expires=Tue, 31-Dec-2026 23:59:59 GMT";
→ name=ank というクッキーを、有効期限付きで保存します。
複数のクッキーを追加する場合
クッキーは「上書き」ではなく「追加」されます。
document.cookie = "user=shin";
document.cookie = "theme=dark";
→ 2つのクッキーが保存されます。
クッキーの読み取り
クッキーを読み取ると、すべてのクッキーが 1 つの文字列として返されます。
let cookies = document.cookie;
// 例: "name=ank; user=shin; theme=dark"
必要な値を取り出すには、split() などで分割して処理します。
有効期限の設定
クッキーには有効期限を設定できます。
expires=日時… 指定日時まで有効expiresを省略 … ブラウザを閉じるまで有効(セッションクッキー)- 過去の日付を指定 … クッキーを削除できる
例:クッキーを削除する
document.cookie = "name=; expires=Thu, 01-Jan-1970 00:00:00 GMT";
→ 過去の日付を指定することで削除されます。
クッキー利用時の注意点
- 保存できるクッキーの数・サイズには制限がある
- 古いクッキーから削除される場合がある
- ブラウザでクッキーが無効化されていると保存できない
- セキュリティ上、機密情報の保存には向かない
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document.cookie に関するよくある質問(FAQ)
クッキーは上書きされる?
いいえ。document.cookie は「追加」される仕組みで、同じキーを再設定した場合のみ上書きされます。
クッキーの有効期限を設定しないとどうなる?
ブラウザを閉じるまで有効な「セッションクッキー」になります。
クッキーはどこに保存される?
ブラウザごとに管理され、ユーザーのローカル環境に保存されます。
安全な情報を保存してもいい?
いいえ。クッキーは盗まれる可能性があるため、パスワードなどの機密情報は保存すべきではありません。
まとめ
document.cookieはクッキーの読み書きに使用するプロパティ- 「
key=value;」形式で保存される - 有効期限を設定でき、過去日時で削除可能
- 複数クッキーは追加される(上書きではない)
- サイズ・数に制限があるため注意が必要