★.cookie
★・・・Documentオブジェクト(ドキュメント名)
cookieプロパティはクッキーの文字列を参照/設定します。プロパティの値はクッキーの文字列になります。
クッキーの文字列は「キーワード1=値1;キーワード2=値2;・・・」という形式になっています。そのため、書き込む際には「=」(イコール)や「;」(セミコロン)を付加し、逆に読み込む際にはそれらを切り離して値を取得する作業が必要です。また、「キーワード1=値1;」「キーワード2=値2;」・・・のように文字列を順に設定すると、上書きではなく追加ができます。
クッキーには有効期限を設定できます。これにより、「1日間だけ有効なクッキー」といった設定も可能です。有効期限を設定しない場合は、ドキュメントが閉じられるまで有効です。有効期限に過去の日時を設定すると、クッキーを削除できます。
ただし、保存できるクッキーの数やサイズには限界があり、それを超えた場合は古いものから削除されていきます。なお、ユーザのブラウザがクッキーを無効にするよう設定されている場合は、クッキーへの書き込みは行えません。
文例
document.cookie = “name=ank; Tue, 31-Dec-2007 23:59:59 GMT”;
有効期限付きでクッキーに書き込みます。