JavaScriptで色を指定するには、HTML/XHTML同様、RGB値を用いる方法と、色名を用いる方法とがあり、それぞれ次のように指定します。
#rrggbb(16進数で指定)
#に続けて赤(r)、緑(g)、青(b)の値を00 ~ ffの16進数計6桁で表現します。たとえば、黒を指定する場合には#000000となります。基本的な16色については下表を参照してください。
色名(色の名前で指定)
色名で直接指定します。大文字と小文字は区別されません。HTML 4.01では基本的な16色が定義されています。基本的な16色については下表を参照してください。
red | #ff0000 | navy | #000080 | green | #008000 | black | #000000 |
fuchsia | #ff00ff | blue | #0000ff | lime | #00ff00 | gray | #808080 |
purple | #800080 | aqua | #00ffff | olive | #808000 | silver | #c0c0c0 |
maroon | #800000 | teal | #008080 | yellow | #ffff00 | white | #ffffff |
CSSでの色指定
JavaScriptではCSSのスタイルも操作することが可能です。その場合はCSSの色の指定方法を利用できます。以下はすべてmidashiというオブジェクトの文字色を赤に設定しています。
midashi.style.color = “#ff00”;
midashi.style.color = “rgb(100%,0%,0%)”;
midashi.style.color = “rgb(255,0,0)”;
midashi.style.color = “red”;
なお、CSS 2.1では、HTML 4.01で定義された基本的な16色にorange(#ffa500)が追加され、17色となっています。