現役システムエンジニアの備忘録

技術スキルや用語などの記録を残していきます

基礎

JavaScript記述の注意点

投稿日:2019年4月8日 更新日:

    JavaScriptの基本書式や記述するときの注意点をまとめておきましょう。

スポンサーリンク

半角文字で記述

    JavaScriptでは基本的に半角の英数字と「{}」(中カッコ)、「()」(小カッコ)、「””」(ダブルクォーテーション)などの記号が使用できます。ただし、「””」や「”」(シングルクォーテーション)でくくられた文字はStringオブジェクトとして扱われるため、「””」や「”」でくくれば全角文字も使用できます。

大文字小文字の区別

    JavaScriptでは大文字小文字が区別されます。たとえば次の例1の処理を例2のように記述すると、エラーになってスクリプトは動作しません。

// 例1
document.write(“こんにちは”);
// 例2
document.Write(“こんにちは”);

    また、変数名や関数名などについても同様で、たとえば変数名myDayとmydayは別のものとして解釈されます。スペルミスに十分注意してください。

命名法則

    変数名や関数名などのユーザが任意の名前を指定できるものについては次のような命名規則があり、これに従えば自由に名前を付けることができます。
・半角のアルファベット(a~z,A~Z)、数字(0~9)、「_」(アンダーバー)、「$」(ドル記号)を使用する
・1文字目には数字は使用できない
・予約語でない
    予約語とは言語の仕様で既存のキーワードとして予約されているもの、あるいは将来のキーワードとして予約されているものなどで、変数名として使用できません。

予約語一覧

abstruct boolean break byte case catch char
class const continue debugger default delete do
double else enum export extends FALSE final
finally float for function goto if implements
import in instanceof int interface long native
new null package private protected public return
short static super switch synchronized this throw
throws transient try true typeof var void
volatile while with

スクリプト内の改行とセミコロン

    JavaScriptは1つまたはいくつかの命令文で処理が構成され、処理の区切りを「;」(セミコロン)で表します。
    1行に1つの命令を書くのであれば、セミコロンはなくても動作しますが、区切りを明確にする意味でもつけておいた方がよいでしょう。セミコロンが入っていれば、複数の処理をまとめて1行に記述することができます。以下は、2つの命令を1行にまとめた例です。

スポンサーリンク
today = new Date(); t = today.getDate();

    逆に1行の記述が長くなる場合は、途中で改行を入れても動作に影響ありません。ただし、プログラムを構成する単語や文字列の途中で改行を入れることはできません。以下は1つの命令を2行にした例です。

document.write(“訪問済みリンクの色は”
+ document.vlinkColor + “です。”);

数値

    JavaScriptで扱える数値は整数(1、-2など)と浮動小数点数(2.145など)です。整数では、10進数のほかに16進数、8進数も扱えます。16進数は先頭に0xもしくは0Xを付け、8進数は先頭に0を付けた表記方法で表します。たとえば16進数のffをJavaScriptで扱うには0xffと表記します。

文字列

    JavaScriptで文字列を扱う場合は、「”」(ダブルクォーテーション)または「’」(シングルクォーテーション)で囲みます。「”」や「’」で囲まれた場合は数字であっても数値ではなく文字列として扱われます。
    また、スクリプト内にタグを埋め込む場合、タグも文字列の一部として「”」や「’」で囲む必要があります。複数の文字列をつなげるには、文字列連結演算子「+」(プラス)を使用します。

today = new Date();
t = today.getDate();
document.write(“こんにちは。いいお天気ですね。”);
document.write(‘今日は‘ + t + ‘日です。’);

    なお、write、writelnメソッドで「,」(カンマ)で区切って文字列を書くと、つながって出力されます。

論理値(ブール値)

    論理値は、true(真)またはfalse(偽)のいずれかの値を取り、条件分岐などで利用されます。

その他の値

    値が何もない状態を示すnull、値が見つからない場合や定義されていないことを示すundifinedなどがあります。

スポンサーリンク

-基礎
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

JavaScriptとは?特徴と歴史について

    Webシステム開発の現場など、Webページを扱う場合には触る機会も多いJavaScript。何年も触っていなかったので、久しぶり過ぎて忘れている事が多い …

JavaScriptにおける色の指定

    JavaScriptで色を指定するには、HTML/XHTML同様、RGB値を用いる方法と、色名を用いる方法とがあり、それぞれ次のように指定します。 スポ …

JavaScriptの演算子とは?

JavaScriptには計算や比較に利用するさまざまな演算子があります。大きく分けて、四則演算を行う算術演算子、数値をビットとして扱うビット演算子、if構文などで複数の条件を扱う際に使用する論理演算子 …

JavaScriptのHTML文書内への記述方法

    JavaScriptをWebページに組み込むには次の方法があります。 ・HTML文書内に記述する方法 ・外部ファイルに記述して読み込む方法 ・HTML要 …

JavaScriptのコメントの書き方は?複数行書くには?

コメントを書く人、書かない人って、結構分かれますよね。ただ、私は今まで「一切コメントがなくても簡単に理解できるプログラム」というのには出会ったことがありません(笑) もちろん、「そもそも複雑なシステム …